北海道でアイヌ古式舞踊を観ました。
私が観たのは観光客が客席にいて踊り手は舞台上でしたが、本来は自分たちがお互いに楽しんだり仲間意識を高めたりするためのもので、振りに動物の動きや木の葉が風にそよぐ様を取り入れてあるような地味で素朴な踊り。
ですから観る者を強く引き付ける派手な演出はないものの、踊り手は楽器演奏もできるし、素晴らしい刺繍が施してある衣装はご本人たちの手作り。
すなわち踊りに関わることすべて自分たちで完結している姿がとても好ましく感じました。
最後は私も輪踊りの仲間に入れていただき一緒に楽しみました。(踊りに飛び入り参加するのは私の旅での
お約束)昼間、アイヌ民族資料館で私に刺繍体験をご指導くださった女性が踊り手として出演されてて嬉しい再会も。
涼しい屋外で思い出になるひとときを過ごしました。
あだち
コメントを残す